
今回インタビューにご登場いただくのは、松下システムソフト株式会社 人事グループ 関戸有佳 様です。
関戸さんは私が実施する研修の担当をして下さっています。ご多忙の中をインタビューに応じて頂きました。
一見おっとりとした雰囲気をお持ちですが、洞察力があり、とても的確に仕事を進めていかれます。鋭い感覚と優しい感覚を持ち合わせた女性です。
すでにご結婚されていて、仕事と家庭の両立は大変だと思うのですが、優雅にお仕事をされていて素敵です。
★ 仕事への誇りが伝わります。仕事と家庭との両立を自然体で実現されている女性をご紹介します。 ★
◆ いつも研修の仕事でお目に掛かっていますが、普段はどのような仕事を担当されているのですか?
以前から研修や人事を担当していましたが、2008年4月から任用育成担当として活動しています。任用とは聞きなれない言葉かもしれませんが、会社生活の中での目標管理や昇格の選考等を行っています。
後は、総務の仕事もしています。
◆ 御社は昇格制度や人事体系が充実している印象が強いでのですが?
2005年度に人事制度が変わって、新人事制度に合わせた形で、教育研修体系等も構築されてきましたね。システム系の会社ですのでITスキル標準に準拠した形で、教育研修体系や昇格制度を設けています。
昇格制度については、ITスキルやヒューマンスキルを満たした社員の中から、昇格候補者を選び、選考に入ります。スキルを満たす事が、昇格のスタートラインとなるものです。
ですから、当社は年齢に関係なく、スキルや経験によって、自分の意思で昇格に挑戦できるような機会が与えられています。
◆ どのような研修が用意されているのですか?
スキル強化を支援する為に、先ほど申し上げた会社が提供する研修以外に、職場が独自に選ぶ研修や、資格取得支援制度があります。自分が成長したいと思うと、それに応じた色々なサポートが用意されています。
当社は、社員の技術力が商品ですから、この辺りの制度はこれからも充実させていきたいですね。
また、ITスキルだけではなく、ヒューマンスキルやコミュニケーションスキル等にも力を入れています。
昇格の節目に、長期に亘って行う課題形成力を推進する研修も行い、その進め方も、社内交流を意識した横連携のコミュニケーションができるような形で進めていくように工夫しています。横の連携を強くする為、研修の際に社内交流を行うようにしています。
横が繋がると答えが見つかる可能性が高まります。
◆ では、これからも制度を充実していかれるのですね。
今後も、社員が自主的になるというか、自立した個人として会社とともに成長できるような制度でありたいですね。
◆ 仕事のやりがいや、この仕事をしてて良かったと思う事は何ですか?
任用担当と研修担当を一緒に仕事しているので、両方の課題を連携して、社員の姿や、当社の問題点等も見えやすく、それがやりがいに繋がっていますね。
問題を少しでも解決できるように研修も企画するのですが、研修後のアンケートに、こちらが研修で伝えたいと思っていた意図がくみ取ってもらえているような回答が書いてあった時は嬉しいですね。
社員育成は自分も一緒に勉強(成長)させてもらっていると感じます。
会社を良くしていく為に、風土をより良く変えようと、少しずつでも発信、取り組んでいく事が、自分自身の仕事のやりがいに繋がっている事が多いですね。
◆ とても興味が湧いてきました。共に働く人事の方達の事も教えて下さい。
少しずつでも何かを変えていかないと、という思いが人事には強いように思います。みんな責任感が強くて問題が起こっても、プロ意識を持って、横連携をしながらお互いをフォローして仕事をしていく感じですね。
法律に長けている人も居たり、社会保険労務士の資格を持っている人等も居て、それぞれが経験豊富で専門の知識を持っているので、疑問があってもサッと光が差す感じがします。自分で答えを出していく過程のヒントにもなっています。
みんなと話しをすると、自分の考えが凝り固まっている事に気付く事もありますから、大切な仲間ですね。
◆ 今まで聞かせて頂いた事が御社の素晴らしさを物語っていますが、改めて何か自慢できる事はありますか?
制度の充実に加えて、若い会社(設立19年)なので、大企業のように確立しきれていない部分はありますが、色々なチャンスがあり、共に成長していけます。
制度が体系立てて確立される事により、社員も律していく雰囲気があります。
人事ですので、社員を支援できるよう、何か役に立ちたいというのが根底にあります。人事は、人に関わる仕事であるので、何時も気を抜いてはいけないと思って仕事をしています。
研修担当としては、下の者から変わっていくと良いというか、上の者から変えていくというのも大切ですけど、下の者が変わっていって、上の者や周囲が動かされていくのが一番良いかなと思います。
新入社員が新しい風を起こし、上の者や周囲がその風を感じられる風土が大切だと思います。
◆ この対談コーナーは「Tea Party」と名づけて、愛用のカップでお茶を頂きながらおしゃべりしようというコーナーです。今日の関戸さんのカップについて、教えて下さい。
2年ぐらい前だったかな。スターバックスで期間限定で購入したものです。デスクではこぼすといけないので、蓋付きのものを愛用しています。
私は変わったモノが好きで、このカップもちょっとヘンでしょ。総柄で色んな色が使ってあるので変わってますよね、私はあまり色味のある服を着ないので、気に入りました。
紅茶が大好きで、中身はストレートの紅茶が入っています。スターバックスのカップですが、コーヒーは一度も入れた事がないんですよ。
◆ それではONの日のスケジュールを教えて下さい。
6:30 起床
朝食はパンと紅茶です。
共働きなので、「○○分に集合!」と声掛けをしてから、お互いが自分のペースで準備をします。
7:20 出勤
駅までバスで行きます。(バスに間に合わない時は家族に送ってもらう事も・・・)
8:45 出社
パソコンを立ち上げて、お茶を入れて仕事の準備をします。
9:00 勤務開始
朝会&ミーティング。
午前中は問い合わせメールや電話の対応に追われます。
メールで伝える時は、安易に答えられない事が多く、言葉を選んだり、言い回しに気を遣い、誤解が生じないように心掛けています。
12:00〜12:45 昼食
ツインタワーの中にある松下電器の社員食堂で食べます。
12:45 午後の勤務
午後は研修の企画や準備等をしますが、電話や問い合わせ等が多く、対応に追われて1日が終わってしまう事もしばしばあります。
お腹がすくと集中できないので、定時後、お菓子に手が出てしまいます。
19:00 退社
過渡期には21時や22時になる事もあります。
昇格の時期が4月なので、2月からが繁忙期ですね。
たまに本屋さんに立ち寄りますが、ほぼ真っ直ぐ帰宅しています。
21:00 帰宅
近くに住む親元(徒歩10秒くらい)へ食事を食べに行きます。
両親には本当に感謝しています。
夜は新聞やテレビを見て過ごしていますね。
24:00 就寝
深夜番組をついつい見てしまい、26時頃になる事も。
でも、不思議と翌朝は普通に起きられます。
◆ 共働きのコツなどありますか?
私の場合は両親が近くにいて、とても助けられていて、本当に恵まれています。
コツという程ではありませんが、気持ちの切り替えが大切だと思っています。
できる事を精一杯する事にしていて、「全てを完璧に」とは思いません。
ありがたい事に、夫は家事をしてくれるというわけではないですが、できていない事を口うるさく言われた事はないですね。
偶然、2人の職場が近くて、帰宅時間が同じになりそうなら、待ち合わせて食事をして帰りますよ。生活の満足度は100%に近いですね。
何とも羨ましいお話しですね。(のり子談)
◆ 休日はどのように過ごしているのですか?
ショッピングが大好きで良く出掛けます。
出掛けない時はCD(洋楽)を聴いてボーッと過ごしています(笑)
買い物もCDを買う事が多いですね。
それで、仕事の疲れはだいたい解消されています。
休日にワイシャツを洗濯してアイロンをかけているんですが、クリーニングに出さずに自分で洗濯してアイロンを掛けるのにこだわって続けています。気乗りする時としない時の落差が激しいんですけれどね(笑)
ワイシャツを掛けた後、ハンガーに掛けて腕をクロスにして洗濯ばさみを止めるのがしわにならないコツです。
なるほど〜!私も試してみます。(のり子談)
◆ 最近はまっている事はありますか?
今は2つありまして・・・仕事面では、会社の往復の電車の中で、社会保険労務士の本を読んでいます。一からというのではなく、興味のある所から読んで、勉強しようと思っています。
もう1つは、洋裁をしようと思っています。姪に人形の服を作ってと頼まれて、作ってみたんですが、結構うまくいって、このサイズができるのなら、人間サイズもできるのではと・・・(笑)
◆ それでは最後に普段持ち歩いているものを見せて頂けますか?
iPod Nanoです。
好きな音楽を入れて、通勤の行き帰りに必ず聞いています。
また、週末ドライブに行く時にも欠かせませんね。
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★ インタビューを終えて(はしもとのり子の憧れ吐息) ★
会社からの自分に課せられた思いを受け、その思いを形にしていこうという姿勢を持つ事は理想ですね。
そのような姿勢で仕事と家庭を両立させる関戸さんはとっても輝いていました。
でも、無理を感じさせないんですよね。それを自然体でこなしてしまう関戸さんの魅力を感じました。
プライベートなお話しになると、お顔がほころび笑顔一杯の柔かい雰囲気になって、違った側面も見せて頂きました。
人事体制が整っている企業様だと認識していましたが、社員の成長を願い、会社を思い、それが礎となった制度作りをされているのが伝わりました。
関戸さんの仕事は、会社の問題点と解決策とが仕事の中で繋がっていて、光を与える仕事なんだと感じましたね。
「人事は、人に関わる仕事であるので、何時も気を抜いてはいけない」という言葉が印象的です。
自分の仕事に対する誇りが伺え、私自身も気が引き締まりました。
私もその一助になれるように頑張らなければと意を新たにしました。
